南イタリア6日間(4)


2月10日(5日目)
ローマ市内観光。コロッセオ、サン・ピエトロ大聖堂、トレヴィの泉、スペイン広場、他ショッピング
今日はホテル出発15時(夕方19:05ローマ発)迄の帰国の間、ローマの観光だ。効率よく見るためにOPで市内観光に参加した。途中で観光組から離れ、ショッピングや街歩きしながら徒歩でホテルに帰る計画もしていた。
5年前にコロッセオを除いてそれ以外は二度目の観光になるが、ガイド付きの観光の方がベストである。特にコロッセオは内容が豊富なので、ガイドが必要だ。やはり現地ガイドの案内が大いに役立った。多分個人だとそうもいくまい。

コロッセオ
思った通りコロッセオは素晴らしかった。ローマ帝政期に造られ、ローマ帝国を象徴する巨大建造物がコロッセオだ。その大きさは外周530m、高さ50mとビルの17階相当の大きさで、ローマ帝国の力を結集した古代の“ハイテク”闘技場であった。皇帝が市民の娯楽施設として作ったもので、剣闘士と猛獣、剣闘士同士の戦い、更に船の合戦などもあり、それを見るために、5万近い人々が集まった。ここには剣闘士を登場させるリフトや日よけ用の可動式の天井など、当時の技術の粋がこめられていた。捕虜や奴隷の中から選ばれた者を剣闘士とさせ、その数、数百人に及ぶ剣闘士がここで闘い命を落としたのだ。地下には猛獣の檻があり、その当時の事を想像すればする程残虐さとロマンが錯綜する思いがした。
コロッセウム外観 白い部分がフィールド 観客席も下段が身分の高い人
最上階は婦人達 全席指定であった 地下が剣闘士や猛獣の控室
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サン・ピエトロ大聖堂
世界で最小の独立国家であり、カトリック教の総本山でもあるヴァチカン市国の中にあるサン・ピエトロ大聖堂。昨年フランシスコ法王がバチカンのサンピエトロ大聖堂であった枢機卿の任命式が行われた。
あのコンクラーヴェ「教皇選挙」で選ばれた方で、その法王が居られる処だ。5年前に観光した時はベネディクト16世で、それ以外は全く何も変わっていなかった。
サン・ピエトロ大聖堂
世界最大級の教会堂建築である
正面の大聖堂屋上には13体の聖人 コロネードの上には144体の聖人像がある
内部の装飾と正面奥が祭壇 後ろの入口に向かって撮影 コンクラーヴェが行われた部屋


トレヴィの泉、スペイン広場
ここも2回目なので、端折っての撮影となった。
トレヴィの泉 トレヴィの泉とスペイン広場の中間地点 スペイン広場


ショッピングと街歩き
観光ツアーから離れ、二人でショッピングと街歩きを楽しんだ。食事は簡単に済ませる為、スペイン広場の近くにあったマクドに入った。入口は質素だが、二階に上ると広々してゆったりしていた。店の看板も質素なので、見落としがちになる。多分看板や外観は周辺の景観を崩さぬよう厳しい規制されているからだろう。ヨーロッパ全体がこの意識が高く、中は自由に改装できるとテレビで見た事ある。確かに日本や中国、韓国など東南アジアでは派手な看板が景観を損ねている事例が多い。こう云った規制は必要だろうと思う。
街歩きして感じる事は、歩いていても心地よい落着きを覚える。建物と自然の景色が同化しているからかも知れぬ。ホテルまでブラブラ約30〜40分、殆ど疲れを感じなかった。その反面、自分の位置確認を見失い、何人かに道を尋ねながら帰ったが・・・・・(^.^;;;
マクドの二階 サイドブレーキロックせず。前後押し退け出る
ポポロ広場 テヴェレ川


帰国の途に着く
あっという間の帰国を迎える。
ホテルを当日の15:00に出発し、ローマ19:05発イスタンブール行きに搭乗。今度は乗継1時間30待ちの関空行き直行便で帰国の途に着く。
関空へは翌日の2月11日、18時45分に着いた。飛行時間11時間だった。
ローマ空港内乗継ロビー ローマからイスタンブールへ イスタンブールの夜景




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